池田理化オンラインカタログ

真空凍結乾燥技術は長年に渡り食品や製薬業界を始め生物の安定、動物標本や書物の保存、その他水による劣化を受けるもの等の長期保存に利用されています。
真空凍結乾燥は、凍結したサンプルから昇華と呼ばれるプロセスにより、水分もしくはその他の溶媒を取り除くことにより行われます。昇華は、凍結した液体が液槽を通過せずに直接気体になる時におこります。
真空凍結乾燥を行うには、
①昇華した水/溶媒を除湿するコールドトラップ
（本体・試料の共晶点により到達温度を選択）
②凍結した試料を入れる容器（フラスコ、バイアル、トレイ等）
③容器を接続、または収納するアクセサリ（マニホールド、棚チャンバー等）
④凍結した試料を凍った状態に維持し、水蒸気の流れを促進させる真空ポンプ
が必要になります。
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