池田理化オンラインカタログ

EHP-521ELCは、1台でシアン、ふっ素、アンモニア窒素、フェノールの蒸留が行えます。ふっ素の場合、JISの工場排水試験方法で定められている蒸留温度145℃±5℃での蒸留を熱媒を使用せずに、熱電対とマイコン温調器により自動で温度調節を行います。蒸留工程の省力化・短縮化と、回収率の向上を同時に達成できます。水蒸気発生フラスコから蒸留フラスコへの蒸気導入・遮断は、テフロンコックによって簡単に切替できます（ふっ素の場合140℃になるまで遮断し、140℃になった時点で導入できます）。マントルヒーターは簡単に着脱できるので、メンテナンスが容易です。