SAITAS DAYS　ご視聴ありがとうございました!

7月25日に開催されましたWebinar　「組み合わせで切り拓くMPSと細胞アッセイの実用化」に多くのご登録ありがとうございました。

冒頭では、NAMs導入にあたっての根本的な考え方や留意点、試験系構築の難しさについて共有いただきました。
その上で、チップ技術、送液系、そしてイメージングと解析という、ひとつひとつの構成要素を分解しながら、それぞれの工夫や可能性をご紹介いただくという非常に濃密なWebinarとなりましたこと御礼を申し上げます。

今回のWebinarで印象的だったのは、どの講演にも共通して「NAMsは簡単に導入できる万能なものではない」という冷静な認識があった一方で、「だからこそ柔軟に、工夫しながら作り上げていける分野でもある」という前向きな姿勢があったことです。
NAMsという技術は、実用化に向けた発展途上にある技術ではありますが、だからこそ、自分たちにとって何が必要なのかを見極め、必要に応じて試作を繰り返しながらそれぞれを組み合わせて最適な試験系を共に作り上げていく。
チップ、送液システムやイメージングに細胞を組み合わせ、生体反応をin vitroで観測可能なものにしていくことがこれからの研究に期待されているのだと感じました。

今回の講演内容が皆さまの今後の研究・開発の一助となるような示唆が少しでもありましたら幸いです。 次回もまたご視聴をお願いします！