ナノポアシーケンスは、あらゆる長さのDNAまたはRNA断片の直接的なリアルタイム解析を可能にする独自技術で、拡張性も備えています。その仕組みは、核酸がタンパク質のナノポア（数ナノメートルの小さな穴）を通過する際に生じるイオン電流の変化をモニタリングするというものです。その結果得られたシグナルを解読することにより、特定のDNAまたはRNAシーケンスが得られます。コピーではなくダイレクトにnative DNAとRNAを解析でき、増幅バイアスを排して塩基修飾（メチル化など）を検出可能です。
- シーケンスと解析機能が搭載されたスタンドアローン型シーケンサー
- 2枚の高出力PromethIONフローセルを個別または同時に操作可能
- 高解像タッチスクリーン画面で機器をコントロール
- データ解析用に強力なGPUを搭載
- 必要なサンプル処理量が少ないユーザー向けに、高カバレッジなナノポアシーケンスを実施可能
専用シーケンスキットを豊富に用意しています。
フローセルや試薬キット等の詳細は、別途お問い合わせください。