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エクソソームとhPLと細胞培養の雑感
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エクソソームとhPLと細胞培養の雑感
エクソソームとhPLと細胞培養の雑感
2024年05月21日
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先般、日本再生医療学会より、細胞外小胞等の臨床応用に関するガイダンスが発表されました。
その内容を既に確認された方も多いかと思いますが、改めて「エクソソームとは何か?」という方には、再生医療学会が2021年3月に発表した「エクソソーム等の調整・治療に対する考え方」も併せて参照いただくと、非常にわかりやすいと思います。
なぜ、細胞もエクソソームももともと体内にあるものなのに有害事象が発生するのでしょうか?
エクソソーム製剤に限らず、再生医療等製品の製造工程においては、多くの場合細胞の培養が含まれます。
この培養に使用される材料にも、安全性や品質が求められ、工程は厳格に管理されています。
エクソソーム製剤や細胞製剤の他に、エクソソームを含む状態で治療に使用されるものがないかと考えたところ、輸血は細胞や細胞から放出される因子を移植しているようなものではないでしょうか(個人の見解です)。輸血用の血液製剤は「製剤」とつく通り、安全性が十分に確認された状態で製造されています。
細胞を培養するような加工工程はありませんが、輸血においてその血液に含まれるエクソソームと因果関係が考えられる有害事象は報告されていないようです(断定はできませんが)。このため、生体から取り出したままのエクソソームは大きな問題を引き起こすことは少ないと考えられます。
栄養や増殖因子として使用されているFBS(ウシ胎児血清)も安全性が確認されていれば問題なさそうですが、異種由来のものである点には懸念が残ります。
安全性を考えると、Chemically defind の培地が最適だと思いますが、私は個人的に「ヒトの細胞を培養するのに最適な増殖因子や栄養はままだヒト由来のもの」という考えを持っています。
だってChemical Definedにはエクソソームが含まれていないもの…。入っているものは入れたい。じゃないですか。
なので、将来はこれベースに、さらに最適化された化学的に定義された培地や増殖因子が作られることを期待しています。(これは個人的な意見であり科学的な根拠があるわけではありません。私自身の生体への信奉の現れです。)
エクソソームよりも小さい未発見の因子が細胞や他の組織に影響を及ぼしている可能性があるとすれば状況はさらに複雑になりますが、細胞増殖に必要な培地にとって重要なものは、因子の存在だけでなくその「存在比率」も重要ではないかと思うんですよね。
なので、exosome-depletedのFBSで培養した細胞と、exosome-depletedのhPLで培養した細胞を比較してみることは興味深い結果がわかるかもしれませんね。
関連する文献がないか探してみようと思います!
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