つなげるバッグ、つながる閉鎖系

つなげるバッグ、つながる閉鎖系

2024年01月30日
製品情報
つなげるバッグ、つながる閉鎖系
受験シーズン真っただ中の真冬のはずが、、すでに花粉が飛び始めているとのこと。
悩ましい季節が近づいていますが、いかがお過ごしでしょうか。
最近のブログは主にイベントの話題が続いていましたが、久しぶりに製品をご紹介致します。

昨年、私は閉鎖系培養・加工製装置の展示イベントにこっそり参加しました。
ご存じの通り、閉鎖系回路で使用されるシングルユースバッグは、次の工程に移行する際に
内部の無菌状態を保ちながら回路同士をつなげる必要があります。

『無菌的に回路を接合する』ための手法は、大きく2パターンに分かれます。
① 無菌的なチューブコネクタを利用してつなげる
② チューブ同士を溶着(無菌接合)する

①の場合、チューブ径や材質が異なっている場合でも接続できることがメリットですが、接続する際には安全キャビネットを利用する必要があったり、慣れていないとスムーズにいかないこともあります。
②の場合、溶着するための装置が必要であったり、接続したいチューブ同士の材質や径が同じであることが前提になりますが、操作する場所を選ばず、装置に任せてしまえば誰でも簡単につなげられるというメリットがあります。

前述のイベントで展示されていた装置では、ほとんどが同じような径や材質のチューブを使用しているようでしたので、使うチューブの径や素材が同一で、閉鎖系の機器が少し離れた場所にあるとしたら、どこでも使える無菌接合装置が便利だなと思いました。

そこで、今回は外径1/4インチのチューブ同士を溶着する際に活躍するテルモBCTさんの無菌接合装置『SCDⅡB』をご紹介します。
操作は簡単で、つなぎたいチューブ同士を装置にセットし、ボタンを押すだけで無菌的な溶着が完了します。
内部が空のチューブ同士はもちろんのこと、空のチューブと溶液が入った状態のチューブでもつなげることができます。

『本当に簡単なのかな?』と思われた方は、ぜひテルモBCTさんの展示会でSCDⅡBを体験してみてください。


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