池田理化オンラインカタログ

表面エネルギー測定装置
iGC-SEA

日本サイエンスコア

ガス使用工事電源確認

装置外観

装置構成

試薬ドロワー部

フィルムセル

iGC-SEAによる表面エネルギーと溶解度パラメータの測定事例紹介

表面物性評価のリーディングカンパニー 英SMS社が開発
世界で唯一の商用インバースガスクロマトグラフィー
iGC-SEAにより表面エネルギーの不均一性プロファイリング、分散性エネルギーおよび極性表面エネルギー、溶解度パラメータ(ヒルデブランドおよびハンセン)、付着・凝集性、酸・塩基相互作用、吸着等温線、マイクロポア分布およびメソポア分布、競合(多成分)吸着などの化学的および構造的物理特性を評価することができます。

iGCの原理は、従来のGas Chromatography(GC)の原理とは異なり、内径2~10mm、30cmの直線ガラスカラムに粉体をはじめ、炭素繊維、綿、毛髪、またはフィルムなどの固体材料をそのままの状態で専用のタッピング装置によって一様に充填します。そのカラムに、アルカン系、極性の試薬数種類を蒸気化しガスプローブ分子として注入し、そのピークをガス検出器(FID)によって測定する。これら一連の動作を設定された試薬選択および濃度選択に応じて順次自動で行います。
各々のガスプローブ分子によるピークは保持容量VNとされます。これは特定のガスプローブ分子と固体材料との相互作用の尺度です。
各々のVNの測定から、表面自由エネルギーの分散性(γSd)、溶解度パラメータ(ハンセンおよびヒルデブラント)および酸塩基パラメータ(ΔGSP)などを計算することができます。

測定項目

  • 表面エネルギーの不均一性プロファイリング
  • 分散性エネルギー、極性表面エネルギー
  • 溶解度パラメータ(ヒルデブランド、ハンセン)
  • 付着・凝集性
  • 酸・塩基相互作用    
  • 吸着等温線
  • BET比表面積測定    
  • マイクロポア分布、メソポア分布
  • 競合(多成分)吸着
    
型式・型番 iGC-SEA
温度設定範囲 20~150℃
湿度設定範囲 0~98%RH
ガス蒸気リザーバー 12種類 (各50mL)
キャリアガス 窒素(またはヘリウム)
カラムサイズ 内径2、3、4、10mmから選択、長さ30cm
ガス検出 FID(Flame Ionization Detector)
サイズ・重量 W500×D500×H650mm 約60kg
電源 100V 15A×1、100V 5A ×3 の準備が必要
価格 ¥30,000,000
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